店舗名:日野醸造所(百草団地)
百草団地の“ビール醸造所”潜入レポート
「百草団地の中に、ビール醸造所があるんですよ」と言われて、すぐにイメージできる人は少ないかもしれません。けれど、扉の奥に広がる世界はまさに“クラフトビールの実験室”でした。

今回は特別に、団地の一角にある日野醸造所へ潜入取材!
一体どんな場所で、どんなふうにビールが作られているのでしょうか?
麦芽16種類 ✕ ホップ30種類!無限の組み合わせから生まれる味

まず目に飛び込んでくるのは、ずらりと並ぶ麦芽。ペールエールに使うカラメルモルト、黒ビール用のローストモルトなど、なんと16種類以上が常備されています。

ウイスキーには「シングルモルト」がありますが、ビールでは複数のモルトをブレンドして、香りやコク、色合いを調整するのが一般的。加えて、ホップも約30種類を使い分け、組み合わせ次第でまったく新しい味が生まれるのです。
精密な温度管理と発酵の工程へ

麦芽は専用ミルで粉砕され、温度と時間を緻密にコントロールしながら糖化の工程へと進みます。

背丈ほどある真新しいステンレスのタンクが並ぶ醸造スペースへ。ここでは酵母が糖を食べ、アルコールと炭酸を生み出す発酵作業が行われています。

タンク横の制御盤では温度がリアルタイムで管理され、酵母の活動状況が逐一チェックされているのです。
本格的なのに“身近”なビール工場
「団地の中にこんな場所があるなんて」と驚かれることもしばしばなのだそう。
醸造はもちろん、缶詰・瓶詰・樽詰まで一貫して行える機械が揃い、洗浄からラベル貼りまで、ビールが生まれる環境が整っています。

小規模ながらも、味へのこだわりと技術は本物。まさに“身近なビール工場”です。
地元の醸造家・本間さんに会いに行こう!

ビール造りのすべてを一手に担うのは、醸造家の本間さん。
普段は黙々と仕込みや発酵とビール造りに向き合う日々ですが、「このビールはどんな味?」「次はどんなビールを仕込んでいるの?」と聞きたいときには、ぜひ百草団地のスタンドを訪れてみてください。
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